平成28年1月より、マイナンバーの利用が始まりました。

マイナンバーは、自身の収入や勤務先、お金の動きなどあらゆる情報を紐づける制度なのです。

会社に内緒で風俗バイトをする風俗嬢は、マイナンバー制度によって会社に風俗バイトがバレてしまうのではないかと、不安になっていませんか？

実はマイナンバーについて正しく理解し対策をすれば、会社への副業バレを恐れる必要はなくなります。

そこで今回は、会社にバレずに風俗バイトを続けるためのマイナンバー対策をご紹介します。

しっかりと知識を身につけ、安心して風俗バイトを続けられるよう、参考にしてみてくださいね。

（※今回の記事は、2021年7月時点での情報を参考にしています。）

多くの風俗店ではマイナンバーの提出が不要です。

風俗店があなたのマイナンバーを知らない状態であれば、お店で同僚と鉢合わせしたり自分が口を滑らせたりしない限り、会社に副業がバレる心配はありません。

ただし、風俗で収入を得ているため、自分で確定申告をして税金をおさめなければ「脱税」になり、犯罪になってしまいます。

どのようなことに気をつけて、マイナンバー対策をすればよいのでしょうか？

風俗バイトとして求人をかけていても、実際にはアルバイトとして女性を雇っているわけではない風俗店があります。

実は風俗業界では、雇用契約ではなく『業務委託契約』として、お店側が風俗嬢個人に対して仕事を依頼し、風俗嬢が仕事を引き受けるという形態が一般的なのです。

業務委託で働けるお店なら、お店から風俗嬢への支払いは『給料』ではなく『委託料』であり、金額を国に申告することはありません。

風俗嬢の業務委託契約には、源泉徴収義務がないからです。

法令を遵守して営業している風俗店であれば、働く前に業務委託契約書を交わし、

「源泉徴収は自身でおこなうように」

と指導されます。

同じ水商売でも、キャバクラ嬢やホステスはお店と雇用関係にあるアルバイトに該当することが多く、国への給与額の申告が必要ですが、風俗嬢は該当しない可能性があるのです。

お店と自分の間に雇用契約があるのか業務委託契約になっているのか、確認してみましょう。

風俗店からお給料が支払われる際、業務委託契約を結んでいれば源泉徴収（所得税を給与から引かれること）はありません。

そのかわり、自分で確定申告をしなければ『脱税』になってしまいます。

確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた、すべての所得の金額を計算し、所得に応じて必要な税金を国に納める手続きです。納めすぎた税金が返還されることもあります。

確定申告にはマイナンバーの記載が必要なため、

「確定申告をすると風俗での仕事が会社にバレてしまう」

と思うかもしれません。しかし、あることに気をつければバレるリスクは一気に減ります。

確定申告の際に、住民税の支払い方法を「普通徴収」にしましょう。

多くの場合、会社は社員やアルバイトの給与から住民税を天引きし、個人のかわりに納付してくれます。この納付方法を「特別徴収」といいます。

この場合、会社が住民税を納付するため、各個人の住民税の計算書が市区町村から会社に直接届きます。

住民税の金額が高いと、本業のほかに収入があることがわかってしまうのです。

副業を禁止している会社では、調査によって風俗バイトがバレてしまうケースがあります。

会社が納付する「特別徴収」ではなく、自分で納付する「普通徴収」を選ぶことで、会社に知られる可能性がとても低くなるのです。

確定申告をせず脱税が発覚した場合、申告モレに対する重い追徴課税が生じる可能性があり、それでも納税しなければ逮捕・起訴されてしまうかもしれません。

つまり、業務委託契約での風俗バイトは、年間収入が20万円を下回る場合、確定申告をしなくても問題ないのです。

ただ、高収入を得るための風俗バイトで年間収入が20万円を下回ることは、まずないですよね。

基本的にはすべての風俗嬢に確定申告の義務が生じると考えましょう。

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会社に風俗での仕事がバレないための対策は、

・業務委託契約を結んで働く
・住民税の支払いは自分でおこなう
・確定申告が不要な場合は確定申告しない

の3つです。

マイナンバーや確定申告について知っていれば、風俗業界を卒業してからも、その知識は役に立ちます。

この機会に国が定める仕組みを理解し、法律を守って風俗バイトに励んでくださいね。